調査のデザイン:
脳卒中データバンクのデータベースソフトにオプション項目を設定し、
前向きな症例登録により追跡調査を行う縦断的研究。
プライマリーエンドポイント:
脳卒中台帳登録以降の新たな致死性および非致死性血管事象(脳卒中,狭心症,急性心筋梗塞症,大動脈瘤,閉塞性動脈硬化症)の発生の有無
目標症例数:600例
対象:
2003年9月1日より2005年の8月31日までの2年間に脳卒中データバンクに新規に登録する予定の虚血性脳血管障害例および2003年9月1日より前に既に脳卒中データバンクに登録されている虚血性脳血管障害例のうち一定の条件を満たすもの。
研究背景:
虚血性脳血管障害症例に対してスタチンの有効性と安全性を検討する多施設共同ランダム化試験(J-STARS;
Japan Statin Treatment Against Recurrent
Stroke)の実施が決定されている。しかし,現時点において,虚血性脳血管障害発症時の総コレステロールの値やスタチンの使用の頻度については情報が少なく不明な点も多いのが現状である。
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